様々な原因から、年休の自動付与が行われないことがあります。
もし自動付与が行われなかった場合は、お手数ですが、画面上の操作 または CSV ファイルを使用して、改めてスタッフに休暇を付与していただきますようお願いいたします。
休暇の付与方法については、以下のサポートページをご参照ください。
休暇の付与方法を知りたい。
また、次回の自動付与実行に備えて、設定の見直しや原因のチェックをお願いいたします。
自動付与が実行されない場合に考えられる可能性は、以下の通りです。
- A. スタッフの出勤率が付与条件を下回った
- B. スタッフへ割り当てた勤務形態に、年休の自動付与設定が紐づいていない
- C. 自動付与の実行日以降に自動付与設定を設定した
- D. スタッフ情報で「入社日」が設定されていない
- E. スタッフ情報で「退職日」が設定されている
- F. 入社日が一斉付与日と同じため付与されなかった
A. スタッフの出勤率が付与条件を下回った
設定上問題がなく、正常に自動付与が実行された場合であっても、スタッフの出勤率が付与条件を下回った場合は自動付与が実行されません。
出勤率が付与条件に未達だったために自動付与が実行されなかった場合、キンタイ管理者へメールが送信されます。
キンタイ管理者のメールの受信トレイをご参照いただき、rakumo キンタイからの通知メールが届いてないかどうかご確認ください。
rakumo キンタイからの通知メールは、以下の件名、送信元で送信されます。
- 件名:[rakumoキンタイ]
- 送信元:rakumoキンタイ(notifications@rakumo.com)
B. スタッフへ割り当てた勤務形態に、年休の自動付与設定が紐づいていない
年休の自動付与設定は、勤務形態に紐づけることで有効化されます。
自動付与されなかったスタッフへ割り当てられている勤務形態を確認し、年休の自動付与設定が設定されているかどうかご確認ください。
操作手順
- 管理者のアカウントで、rakumo キンタイにアクセスします。
- マスターの管理 > スタッフの管理で、自動付与が行われなかったスタッフに割り当てられた勤務形態を確認します。
- マスターの管理 > 勤務形態の管理 で、当該勤務形態の[勤務形態の設定名]をクリックして、詳細画面を開きます。
- 休暇の設定 > 年次有給休暇の自動付与で、自動付与設定が選択されているかどうかをご確認ください。
- もし、年次有給休暇の自動付与が「選択されていません」となっている場合は、休暇の設定の「編集」をクリックします。
- 年次有給休暇の自動付与の設定を選択し、「保存」をクリックします。
- 以上で、年次有給休暇の自動付与の設定の紐づけが完了しました。
C. 自動付与の実行日以降に自動付与設定を設定した
以下の2つに該当する場合、自動付与の実行日以降に自動付与設定を作成した、または、勤務形態に紐づけた可能性があります。
- スタッフへ割り当てた勤務形態に年休の自動付与設定が紐づいており、入社日も設定されている
- 年休の自動付与設定の「自動付与の実行日」を「当日」以外で設定している
年休の自動付与を行うためには、付与予定日ではなく、付与の実行日までに設定を完了する必要があります。
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例
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付与日を 4 月 1 日、自動付与の実行日を 2 ヶ月前に設定。
この設定でスタッフへの自動付与を行いたい場合は、4 月 1 日までにではなく、自動付与の実行日である 2 月 1 日までにキンタイのライセンスを割り当て、勤務形態を紐付ける(年休の自動付与設定も含める)必要があります。
(この場合、2月2日 〜 3月31日の間に設定を行っても、自動付与の実行日を過ぎているため、付与日の 4 月 1 日には何も起こりません。)
上記のようなケースにより自動付与が実行されないことを避けるためにも、実行日を「当日」としていただくことを推奨いたします。
もし自動付与の実行日を当日以外とする場合は、年休の自動付与設定の設定時期、新規スタッフの作成時期にご注意ください。
D. スタッフ情報で「入社日」が設定されていない
年休の自動付与を行う際、実行の有無や付与する年次有給休暇の日数を算出するために、スタッフの入社日情報を使用します。
スタッフへ割り当てた勤務形態に年休の自動付与設定が紐づいているにも関わらず年休の自動付与が行われなかった場合、自動付与されなかったスタッフの「入社日」が設定されているかどうかご確認ください。
スタッフの入社日は、マスターの管理 > スタッフの管理でご確認いただけます。
もしご確認いただき、入社日が未設定(yyyy/mm/dd の表記)となっている場合は、ダブルクリックして入社日を設定してください。
また、勤怠管理 > 休暇の付与と取得状況 > 年休の自動付与設定で、設定済みの自動付与設定の詳細画面を開き、以降の自動付与の予定について「設定のプレビュー」でご確認ください。
E. スタッフ情報で「退職日」が設定されている
スタッフに対して「退職日」が設定されると、退職日以降の自動付与はされなくなり、プレビュー機能での付与予定も表示されなくなります。
自動付与されなかったスタッフの「退職日」が設定されているかどうかご確認ください。
スタッフの退職日は、マスターの管理 > スタッフの管理でご確認いただけます。
ご確認いただき、退職日に自動付与の実行日以前の日付が設定されている場合、自動付与は行われません。あらかじめご留意ください。
F. 入社日が一斉付与日と同じため付与されなかった
スタッフへ割り当てた勤務形態に年休の自動付与設定が紐づいており、入社日も設定されているにも関わらず年休の自動付与が行われなかった場合、
一斉付与方式での自動付与を設定していて、入社日が一斉付与日と同じために、一斉付与の対象外となった可能性があります。
例
一斉付与日が 4/1 のとき、2019/4/1 に入社しても、2019/4/1 は 1 回目の付与は発生しません。
スタッフの入社日をご確認いただき、入社日が一斉付与日と同じとなっていないかご確認ください。
スタッフの入社日は、マスターの管理 > スタッフの管理でご確認いただけます。
また、勤怠管理 > 休暇の付与と取得状況 > 年休の自動付与設定で、設定済みの自動付与設定の詳細画面を開き、以降の自動付与の予定について「設定のプレビュー」でご確認ください。