いつも rakumo をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
5月18日(月)に rakumo のアップデートを行いましたのでお知らせいたします。
アップデート情報は下記の通りです。
リリース日時
2020年5月18日(月) 13時00分
アップデート内容
rakumo 共通
■ 2021年の祝日を反映(カレンダー、キンタイ)
カレンダー、キンタイにおいて 2021年の国民の祝日の表示に対応しました。
これにより、キンタイの年間カレンダーに 2021年の休日を設定する際、日本の祝日を休日として指定することができるようになりました。
■ トライアルのアプリケーションは自動割り当ての対象外であることを明記
G Suite 同期の設定で[新しいユーザーにライセンスを割り当てる]にチェックを入れた際、トライアル中のサービスについてはライセンスの自動割り当ては行われません。
トライアルの際は一部ユーザーでお試しいただくことが想定されることなどの理由から上記動作仕様としておりますが、明記されていなかったため、説明文に明記しました。
また、あわせて自動割り当てを行う際は、全ての有効なアプリケーションに対して割り当てが行われる旨も明記しました。
■ 表示設定の状態とボタンの表現をわかりやすく
管理画面のユーザー詳細画面やグループ詳細画面の[表示の切り替え]
セクションにおいて、「現在の状態」と「状態を変更するための操作(ボタン)」とが混同しやすくなっていたため、改善を行いました。
「現在の状態」は「表示中」「非表示」と端的に表示し、切り替えのためのボタンのラベルも単に「切り替え」とします。
対象ページ:
- 管理画面 > ユーザー管理 (表示設定) > ユーザー詳細画面
- 管理画面 > グループ管理 > グループ詳細画面
rakumo カレンダー
■ カレンダー共有設定の詳細画面のタイトル変更と説明文追加
これまで、管理画面において、ユーザー管理 (表示設定) > ユーザー詳細画面と、カレンダー設定画面 > 共有設定 > ユーザーのカレンダー共有設定画面(アクセス権限の設定画面)のタイトル・見た目が同じた状態でした。
どの画面を開いているのかわかりやすくするために、ユーザーのカレンダー共有設定画面のタイトル・見た目を変更しました。
■ カレンダーモバイル: 開始日時の変更に終了日時が連動するよう修正
■ カレンダーモバイル: 開始・終了日時を同時刻にできるよう修正
モバイル版カレンダーの予定作成・編集画面において、開始・終了日時の仕様・挙動が PC版と異なっている箇所がありました。
PC版と同様の操作が行えるよう、下記の課題について修正しました。
- 開始日時を変更しても終了日時が連動しない
- 開始日時と終了日時を同時刻にして保存できない
(例: 12:00-13:00 の予定の開始日時を 13:00 に変えた際に、終了日時が自動で 14:00 にならない)
rakumo ワークフロー
■ 分岐設定で分岐条件の値に「,」が含まれる場合の表示をわかりやすく
申請経路が想定通りに分岐されないというお問い合わせをいただく際、よくあるパターンとして、「金額等の分岐を作る際に項目に 3桁区切りのカンマ(,)を入れてしまう」というものがあります。
分岐条件では、カンマ(,)は複数の値を OR 条件指定するための記号として使われます。
このため、金額等の分岐を作る際に項目に 3桁区切りのカンマ(,)を入れてしまうと、意図した分岐になりません。
現在設定されている内容がよりわかりやすくなるように、カンマ区切りで複数の値が入力された場合は分岐設定一覧画面での表記を ○○ の値が「 A」「B」のいずれかと同じ といった表現に変更しました。
■ 関連申請の設定の表示を改善
これまでいただいたご意見を元に、関連申請の設定を行う際に迷いやすい箇所について、設定画面の表示や導線を変更しました。
これまでより、関連申請の仕組みや設定状況、ひな型間の関連性をより把握していただけるようになります。
変更内容は以下の通りです。
- 「申請書を関連づけする」セクションの表示を改め、関連付けられた申請書の前後関係を視覚的に把握しやすいように変更しました。
- 「〜に情報を渡す」「〜から情報を受け取る」という表現を廃止し、「情報を引き継ぐ」「引き継ぎ元」「引き継ぎ先」といった表現に統一するようにしました。
- 申請書の関連付けは「引き継ぎ先」から「引き継ぎ元」を選ぶ順番でのみ設定できるようにしました。 (従来の「~から情報を受け取る」相当)
■ Slack メッセージによる通知に対応
従来のメールによる通知に加え、Slack メッセージによる通知に対応しました。
通知に記載される内容と通知タイミングは、従来のメール通知と同じです。
rakumo ワークフローの Slack 連携機能は、Slack の機能拡張である「Slack アプリ」として提供されます。
ワークフロー管理者が Slack 連携機能を利用可能に設定すると、ユーザーが Slack による通知を設定することができるようになります。
Slack 連携機能が利用可能に設定されると、rakumo のユーザー画面の「個人設定」>「ワー
クフロー設定」に "Add to Slack" ボタンが現れます。
この "Add to Slack" ボタンを押すことで、お客様の Slack 環境に「rakumo ワークフロー」の Slack アプリがインストールされ、連携が開始されます。
※ Slack アプリのインストールは、ユーザーごとに必要です。
※ Slack ワークスペースの管理者が Slack アプリのインストールを制限している場合は、Slack 側でアプリの利用許可設定が必要です。
「rakumo ワークフロー」の Slack アプリは、Slack 社が運営する Slack アプリ一覧ページ「App ディレクトリ」に掲載されており、ここからインストールすることもできます。 App ディレクトリに掲載されているアプリは、いずれも Slack 社の審査を通過しており、安心してご利用いただけます。
また、メール通知と Slack 通知は併用することができます。ユーザーは、自分の好みに合わせて通知方法を選ぶことができます。
本変更に伴い、Slack 連携を使わない場合でも、ユーザーはリマインダー以外のメール通知を受信停止できるようになりました。
rakumo ケイヒ
■ ラベル変更:「新税率」→「標準税率」に変更
2019年10月の消費税率変更から半年が経過したので、「新税率」という表記を「標準税率」(軽減税率に対する標準税率) に改めました。
■ 「仕訳・データ出力」の出力項目に「ワークフロー申請番号」を追加
ケイヒの仕訳・出力において、ワークフロー申請番号を出力できるように項目を追加しました。
会計システムへのデータ投入時にワークフロー申請との紐づけを記録する際などに使用できます。(領収書スキャナ保存において、領収書と帳簿との「相互関連性の保持」要件を満たすためなど)
rakumo キンタイ
■ 年次有給休暇の自動付与に対応
労務制度上、年次有給休暇(以下、年休)は一定のタイミングでスタッフに付与されるものです。さらに、付与はほぼ全員のスタッフに行われる必要があります。
しかし、現状の rakumo キンタイでは、休暇の付与は、付与したい休暇種別を選び付与日数を指定して、付与したいユーザーを選んで付与するということを手動で行うことしかできませんでした。
この手間を省くために、年休の自動付与設定を作成し、その設定に従って、システムが自動でスタッフへ付与を行うことができるようにしました。
- 年休の自動付与設定は、「休暇の付与」>「年休の自動付与設定」から設定を作成し、勤務形態に紐付けることで有効になります。
- 自動付与の設定は、会社の規定やスタッフの就業形態に合わせて設定をすることができます。
- また、編集中の付与設定を使うとどのように付与が行われるかをプレビューすることができます。
■ 申請関連のメール通知をキンタイのみ利用中でも送信されるように
キンタイ上の申請に関わるメール通知はこれまでワークフローからしか送信されませんでした。
このためキンタイのみを契約しており、ワークフローを契約していない場合、申請に関する通知を受け取ることができませんでした。
今回のアップデートで、キンタイに関連する申請の通知は rakumoキンタイから送信されるように変更されました。
通知メールにはキンタイ用の申請画面のリンクが記載されます。
ワークフローもご契約いただいている場合は、ワークフローのリンクも併記されます。
■ UI 改善:「代休取得日数」の表現を変更
休暇種別の区分「休日」の休暇を付与・取得した際に「代休時間」「代休取得日数」「代休残」といった項目が集計されますが、
「休日」区分の休暇は代休以外でも利用可能であるため、文言を変更しました。
※ 集計・表示される日数に変更はありません。
※ 年間カレンダーで設定した会社の「休日」や、勤務パターンで設定された非勤務日は、日数に含まれません。
- 出勤簿のタイムスパンバナー 「代休時間」→「代休・休日時間」
- 出勤簿サマリー 「休日」→「代休・休日」
- 出勤簿の印刷 「代休取得日数」,「代休残」→「代休・休日取得日数」,「代休・休日残」
- データ出力 日次の出力項目 「代休時間」→「代休・休日時間」
■ UI 改善: 出勤簿が編集できないことをわかりやすく
出勤簿は月度を締めた後は打刻や備考の修正、申請といった操作ができなくなりますが、
現在は表示上それがわかりにくいため、混乱を招く場合があります。
改善のために、以下の変更を行いました。
- 当月以外では、現在日時を示す時計と打刻ボタンを非表示に
- 締め済みの月度の出勤簿には、「締め済み」というラベルを鍵マークと共に表示
- 締め済みの月度の出勤簿には、「更新」ボタンを非表示に