<2021/03/18 リリース> Google版共通 / キンタイ :機能追加、仕様変更他

いつも rakumo をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

3月18日(木)に rakumo のアップデートを行いましたのでお知らせいたします。 アップデート情報は下記の通りです。

リリース日時

2021年 3月 18日(木) 12時30分~12時45分頃

アップデート内容

内容詳細

rakumo 共通

■ rakumo 管理画面の「役割の設定」メニューの名称を変更

直感的に意味をつかみにくい名称であったため、rakumo 管理画面にある「役割の設定」メニューの名称を、「管理者の設定」に変更しました。

  • メニューの名称変更のみで、管理者の権限範囲や既存の設定内容に変更はありません。
  • 英語版の名称は"Manage Roles" のままで、従来から変更ありません。

rakumo キンタイ

■ 遅刻・早退時間の計算方法の修正

これまでの計算方法(※)では、遅刻・早退の対象となる時間帯に、所定休憩時間(勤務パターンで定められた休憩時間)があっても、その休憩時間は考慮していませんでした。

(※)これまで、遅刻・早退については、以下のように計算していました。

  • 遅刻時間 = 出勤時刻 - 所定出勤時刻
  • 早退時間 = 所定退勤時刻 - 退勤時刻

今回のアップデートで、遅刻・早退の対象となる時間帯に勤務パターンで設定された休憩時間が設定されていた場合は、その分を控除時間から差し引く計算方法に変更しました。 ただし、この計算方法を採用するのは 「休憩の自動取得設定」が「勤務パターンで設定された時刻に自動で休憩を取得する」の場合のみです。

例: 所定労働時間 9:00~18:00(うち、休憩: 12:00~13:00)の働き方の場合
  • 9:00~10:00 の実働(実働時間1:00)のとき
  • 変更前:8時間の早退(10:00~18:00)

    変更後:7時間の早退(10:00~18:00 の間に勤務パターンで設定された12:00~13:00 の休憩があるため)

  • 9:00~12:30 の実働(実働時間3:30)のとき
  • 変更前:5時間30分の早退(12:30~18:00)

    変更後:5時間の早退(12:30~18:00 の間に勤務パターンで設定された12:00~13:00 の30分の休憩があるため)

  • 9:00~14:00 の実働(実働時間4:00)のとき
  • 変更前:4時間の早退(14:00~18:00)

    変更後:4時間の早退(14:00~18:00 の間に勤務パターンで設定された休憩は存在しないため)早退時間 = 所定退勤時刻 - 退勤時刻

■ 時間単位年休への対応

これまで、rakumo キンタイでは、休暇の取得は、全日、半日のみに対応していました。
今回の変更で、年次有給休暇を時間単位で取得することができるようになりました。

  • 時間単位での取得を可能にするためには、管理者が「時間単位休暇設定」を作成して、その設定を勤務形態に紐づけます。
  • 「時間単位休暇設定」を紐づけられた勤務形態のスタッフは、「時間単位休暇申請」を利用できるようになります。
  • 時間単位休暇申請が承認されると、年次有給休暇の残日数(残時間)が減り、取得時間が計上され、労働時間も時間単位取得を考慮して集計されます。

詳細な利用の流れや申請方法については、「rakumo キンタイ管理者マニュアル」に記載がありますので、そちらをご参照ください。

TIPS
時間単位年休とは

年次有給休暇を、時間単位で取得する制度です。
就業規則へ制度上必要な記載をすることで、時間単位での取得が可能になります。
「1日あたりの時間数」「時間単位年休取得可能日数」などを就業規則で明記する必要があります。
付与から1年の間で5日分までを時間単位として取得することが可能になります。
時間単位年休の詳細は、厚生労働省の資料をご参照ください。