<2022/3/14 リリース>ワークフロー、キンタイ、共通:機能追加、仕様変更他

いつも rakumo をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

3月14日(月) に rakumo のアップデートを行いましたのでお知らせいたします。 アップデート情報は下記の通りです。

リリース日時

2022年 3月14日(月) 12時40分頃

アップデート内容

内容詳細

ワークフロー

申請書の詳細検索機能拡充&検索条件を保存できるように

申請書の詳細検索機能で、検索条件に名前を付けて保存できるようになりました。
検索条件は最大20件まで保存できます。保存した検索条件は申請書のフォルダと同じように表示され、ワンクリックで検索結果を確認できます。

また、詳細検索機能では、検索対象フォルダを指定した検索ができるようになりました。
これにより、申請書の流通量が多い環境や、多岐にわたる申請区分・申請書ひな型が運用されている環境において、利便性が大きく高まります。

上記変更に伴い、検索機能の存在に気付きやすいよう、検索窓の位置やボタン等も変更しました。

検索条件の保存手順

【備考】

  • 申請書のフォルダとは異なり、処理待ち件数のバッジは表示されません。
  • 保存した検索条件を編集したり、表示順序を入れ替えることはできません。保存した検索条件を削除した後、新しい検索条件を保存してください。
  • 下書き中の申請書は検索の対象外なので、詳細検索の条件で「下書き」のフォルダを選択することはできません。
  • モバイル版の画面では、検索条件を入力して詳細検索することはできません。検索条件の保存は PC版の画面から行ってください。
  • 保存した検索条件を利用して検索を行うとき、検索対象の期間は検索条件を保存したときのタイムゾーン設定に基づき判定します。
  • このため、検索条件の保存後にタイムゾーン設定を変更した場合、実際の検索結果と時間のズレが発生することがあります。

クラウドサイン連携アクションに複数の宛先を設定できるように

クラウドサイン連携アクションで、書類を送信する宛先を最大3つまで設定できるようになりました。
同時に、宛先の設定 (氏名・会社名・メールアドレス等) には、ワークフロー申請書の入力項目値に加え、任意の固定値もご利用いただけるようになりました。
これにより、三者間での契約締結を含むフローを組んだり、社内の契約締結権限者・契約事務担当者等をクラウドサイン上での書類送信先に含めたりすることが可能になり、rakumo ワークフローとクラウドサインを組み合わせた業務フロー構築の自由度が大きくアップします。

設定例と画面イメージ

【備考】

  • アップデート以前に設定済みのクラウドサイン連携アクションの宛先情報は、「宛先1」として引き継がれます。
  • クラウドサイン連携アクション設定画面の宛先1→宛先2→宛先3の順序は、そのままクラウドサイン上での書類送信の順序となります。
  • 1つの宛先に対し、入力項目値と固定値を混在させて利用することはできません。
  • (設定できない例) メールアドレスは固定値、宛先名と会社名は申請書項目を参照

  • 宛先を構成する項目 (メールアドレス・名前・会社名) がすべて空白の宛先は、スキップされます。有効な宛先が1件もない場合、アクションは失敗します。
  • クラウドサインの仕様上、宛先メールアドレスが重複している場合は書類を送信することができません。
  • このため、宛先メールアドレスを固定値で設定するときは、他の宛先ですでに設定されているメールアドレスを入力できません。
    また、申請書項目を利用する宛先と、固定値で設定された宛先の間でメールアドレスが重複した場合、アクションは失敗します。

申請書印刷クラシック型の承認者欄に承認日を追加

お客様からの要望にお応えして、ワークフロー申請書をクラシック型レイアウトで印刷するとき、最上部の承認者欄に承認日の記載を追加しました。
これにより、承認者欄を見ただけで各承認者が承認を行った日が分かるようになります。

【備考】

承認日の記載スペースの増加に伴う、印刷時の「用紙のはみ出し」を防ぐため、申請書の表の間隔や表組内の空白部分をわずかに縮小しています。
これにより、アップデート前後で印刷結果が若干変化することがあります。

rakumo キンタイ

法定休日労働時間や深夜労働時間が計上された時に休憩時刻の入力を求めるアラートを新設

以下の条件を満たす場合に、休憩時刻の入力を求めるアラートを発生させることができるようになりました。

  • 「休憩時間の取得方法」を「労働時間に応じて自動で休憩を取得する」と設定してる
  • 休憩時間が計上された(0分以上)
  • 以下のどちらかの条件に合致している
    • 深夜労働が発生した
    • 日を跨いだ法定休日労働が発生した(日を跨いでない法定休日労働では発生しません)

各勤務形態の「アラートと通知の設定 > 出勤簿のアラート」、「休憩取得の設定」に、「休憩時刻の入力が必要な場合」という設定項目が追加されました。

リリース後の「休憩時刻の入力が必要な場合」の初期値については、以下の通りです。

  • リリース前から存在する勤務形態では、「アラートを使用しない」
  • リリース後に新規で作成される勤務形態については、「アラートを使用する」

これまで、「勤務形態の設定 > 休憩取得の設定」で、「休憩時間の取得方法」を「労働時間に応じて自動で休憩を取得する」としている場合、何分の休憩を取得したのかということは記録されますが、何時~何時に休憩を取得したかがわかりませんでした。
そのため、労働が深夜労働時間や日を跨いだ法定休日労働時間を含む場合、それらの割増賃金の発生する時間帯に休憩していたのかそれとも働いていたのかが不定になってしまいまっていました。
上記の休憩時刻が定まらない問題を解決するために、本変更を実施しました。

休憩時刻が定まらない問題を発生させないようにするには、今回のアラートを使用する他に、「休憩時間の取得方法」を「勤務パターンで設定された時刻に自動で休憩を取得する」にしておくという方法があります。
上記の設定をしておくことで、勤務パターンで設定された休憩時刻が記録されるため、問題は起こりません。
深夜労働や日を跨いだ勤務が発生しうる場合は、「勤務パターンで設定された時刻に自動で休憩を取得する」にすることを推奨します。

製品共通

管理画面の「グループ表示優先度」の説明文を追加

rakumo 管理画面の「グループ管理」に、表示優先度の指定方法に関するバルーンヘルプを追加し、分かりやすくしました。
「わざわざヘルプページやマニュアルを参照するのは煩雑」という場合にご活用ください。