はい、経路ステップの設定により省略可能です。
経路ステップの設定で「承認を行わなかった承認者の確認を省略する」を有効にすると、ステップ内の誰か一人が承認したあと、残りの承認者・作業者の確認処理を不要とすることができます。
設定手順
- 必要な権限:「ワークフロー管理者」権限(専用経路の場合「申請区分の運用担当者」権限)
- rakumoワークフロー運用管理画面にアクセスします。
- 申請経路の詳細画面を開きます。
・共有経路の場合:申請経路の管理 > 設定を行いたい経路名をクリックし、申請経路の詳細画面を表示します。
・専用経路の場合:申請書ひな型の管理 > 設定を行いたい経路を設定した申請書ひな型名をクリックします。その後、画面下部の申請経路の詳細にて「申請経路を変更する」をクリックし、専用経路の設定画面を表示します。
↓
- 確認処理を省略したいステップのステップ名をクリックして、ステップの編集画面を表示します。
- 「承認を行わなかった承認者の確認を省略する」にチェックを入れます。
- 画面下部の「設定を保存する」をクリックします。
- 設定を行いたい経路やステップが複数ある場合、2 〜 5 の操作を繰り返します。
設定後の挙動
- 承認ステップの場合:ステップ内の誰か一人が承認すると、残りの承認者の画面では、申請書は「未処理 - 承認」トレイから削除されるようになります。
- 作業ステップの場合:ステップ内の誰か一人が承認すると、残りの作業者の画面では、申請書は「未処理 - 作業」トレイから削除されるようになります。
- 「未処理 - 確認」トレイには移動せず、「確認」処理を求められません。
「未処理 - 承認」トレイから削除された後は、「承認 - 全ての承認」トレイから申請書を参照できます。
ご注意点
- 「承認を行わなかった承認者の確認を省略する」を設定できるのは、種別「誰か一人」の承認ステップ、作業ステップのみです。種別「全員」のステップや回覧ステップでは設定できません。
- 確認作業の省略は、設定変更後に新たにステップに届いた申請書に対してのみ適用されます。
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例
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- 設定変更後に新規起票された申請書
- 設定変更前に申請済みだが、設定変更時点では当該ステップよりも前のステップに存在する申請書
すでに承認者や作業者の元に届いている申請書に対し、遡及的に確認作業の省略を適用することはできません。すでに「未処理 - 確認」内に表示されている申請書については、お手数ですが確認処理を行ってくださいますようお願いいたします。