いつも rakumo をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
3月 18日(月) に rakumo のアップデートを行いましたのでお知らせいたします。
アップデート情報は下記の通りです。
リリース日時
2024年 3月 18日(月) 12時00分 ~ 12時30分
アップデート内容
- 製品共通
- キンタイ
- ワークフロー ・現在選択できないルックアップ項目値を持つ申請書からコピー申請するときの警告メッセージを変更
・ライセンス割当状況の一覧表をダウンロードできるように
・2025年の祝日を反映(カレンダー、キンタイ)
・キンタイの申請画面にワークフローで設定した複数チェックボックス項目を表示できるように
内容詳細
製品共通
ライセンス割当状況の一覧表をダウンロードできるように
ユーザーに対するライセンスの割当状況を、CSV ファイルでダウンロードできるようになりました。
これまで、ライセンスの割当状況を確認するためには、「画面上で確認する方法」と「ユーザー詳細 CSV でエクスポートする方法」の2通りの方法がありました。しかし、それぞれ以下のような難点がありました。
- 画面上で確認:1ページにつき100名しか表示されないため、Google Workspace のユーザー数が多い場合に探しづらい
- ユーザー詳細 CSV で確認:rakumo 上で表示対象のグループに1つ以上所属していないユーザーは、CSV ファイルの出力対象にならない
以上を踏まえ、管理者がライセンスの割当状況を CSV 形式のファイルに出力できる機能を新設しました。
従来のユーザー詳細 CSV とは異なり、グループへの所属状態に関わらず、すべてのライセンス割当状況を出力することができます。
ライセンスの棚卸作業などにご活用ください。
<ご利用方法>
- rakumo 管理画面の ライセンスの管理 > 割当状況の一括出力画面へアクセスします。
サイドメニューか「ライセンスの管理」画面下部のリンクから遷移できます。
- 「出力する」ボタンをクリックすると、CSV ファイルへの出力が始まります。しばらくお待ちいただいたのち、画面を更新してください。
- 「最後に出力した CSV ファイルをダウンロードする」リンクをクリックしてファイルをダウンロードしてください。
<出力例>
- 左から1列目がユーザーID、2列目がカレンダー、3列目がコンタクト、...7列目がキンタイです。
列の数や位置は固定で、契約の有無や順序によって変わることはありません。 - 1行目は見出しで、データは2行目以降です。
- 値は「1=ライセンス割当済」「0=ライセンス未割当」「空欄=未契約」です。
ユーザー単位で空欄になることはありませんので、未契約の製品は先頭の見出し行を除いて1列全体が空欄になります。
<備考>
- 通常は、rakumo 製品のライセンスが1つも割り当てられていないユーザーを含め、すべてのユーザーのライセンス割当状況を出力します。
出力の際に「ライセンスが割り当てられているユーザーのみ出力する」のチェックボックスを ON に設定すると、いずれかの rakumo 製品のライセンスが割り当てられているユーザーのみを出力できます。 - ライセンス割当状況の CSV 一括出力処理の実行中は、以下の各処理を実行することができません。
- Google 同期
- ライセンスの割り当て
- ユーザー詳細情報の設定 (CSV インポート)
- ユーザー・グループ情報から CSV を作成
- Google カレンダーから設備を取得
- コンタクトの組織外連絡先の更新 (CSV インポート)
- CSV ファイルからライセンスを割り当てるには、従来通りユーザー詳細 CSV をご利用いただく必要があります。
また、「カスタム属性を使った同期」の機能をご利用いただくと、ライセンス割り当て作業を Google 同期に集約することができますので、ぜひ採用をご検討ください。 - 将来、提供製品が増減したときには、CSV ファイルの仕様が変わる可能性があります。
2025年の祝日を反映(カレンダー、キンタイ)
カレンダーとキンタイにおいて、2025年の国民の祝日の表示に対応しました。
<対象箇所>
- カレンダー:全般
- キンタイ:年間カレンダー設定
rakumo キンタイ
キンタイの申請画面にワークフローで設定した複数チェックボックス項目を表示できるように
ワークフローの「複数チェックボックス項目」を、キンタイの申請画面でも利用できるようになりました。
2023年10月のアップデートで、ワークフローに「複数チェックボックス」の項目が追加されましたが、キンタイの申請画面では利用できませんでした。
今回のアップデートより、キンタイの申請画面でも複数チェックボックス項目をご利用いただけるようになりました。
これにより、キンタイとワークフローの連携活用の幅が広がります。
<ご利用方法>
- ワークフローのキンタイ用の申請書ひな型を編集します。項目を追加するときに「複数チェックボックス」の種別を選択してください。
- 使い方や表示形態などは、従来のワークフローの複数チェックボックス項目と共通です。
<備考>
- キンタイ用の申請書ひな型の編集は、キンタイとワークフローを両方お使いいただいているお客様のみ可能です。
- PC版・モバイル版の両方でご利用いただけます。
rakumo ワークフロー
現在選択できないルックアップ項目値を持つ申請書からコピー申請するときの警告メッセージを変更
ルックアップ項目に現在選択できない値が選択された過去の申請書を元にコピー申請するときに、表示される警告メッセージを分かりやすくしました。
過去の申請書からコピー申請するとき、コピー元の申請書で選ばれていたルックアップ項目の値は、ルックアップデータの更新などにより現存しないことがあります。
現在選択できない値のまま申請しようとすると警告メッセージが表示されますが、どう対処すればいいかが分かりにくかったため、選択肢の選び直しを促す内容に変更しました。
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変更内容
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変更前: 「{項目名}:{選択肢の値}」が見つかりませんでした。存在しないか、既に削除されている可能性があります。
↓
変更後: 現在「{項目名}:{選択肢の値}」を選択することはできません。選び直してください。