rakumo サービス上で Google Drive 上のファイルを添付するとき、「閲覧権限を与える」のチェックボックスなどを使うことで関係者にファイルのアクセス権を付与する機能が設けられていますが、これまでは共有ドライブ上に存在するファイルに閲覧権限を付与することができませんでした。
今回のアップデートより、共有ドライブ上のファイルについても、閲覧権限の付与に対応しました。
画面の見た目や使い方は、従来から変更ありません。

【備考】

今回のアップデート以前に閲覧権限を与える操作を実行しているファイルについて、アップデートに伴う権限の変動はありません。
共有ドライブで、当該ファイルへのアクセス権を付与できる権限を有していないユーザーが操作した場合は、閲覧権限の付与ができません。

rakumo ボード

ボードリストを既定で表示するように

これまでボードの左側にあるボードリストは既定で非表示になっていましたが、本アップデート以降は既定で表示するようになりました。

【備考】

4月19日に実施したアップデートで、ボードリストの表示状態をブラウザ内に記憶するようになったため、すでにボードを使っているお客様への影響はほとんどありません。

既定値の変更の影響を受けるのは、これからボードを新たに使い始めるお客様や、既存のお客様が新しい端末・ブラウザでボードを利用する場合に限られます。

rakumo ワークフロー

計算結果項目をパーセント表示できるように

計算結果の項目を、パーセント形式で表示できるようになりました。
パーセント形式で表示したい場合は、管理画面の「申請書ひな型詳細」画面より、当該項目の表示方法の設定で「パーセント形式で表示する」のチェックボックスにチェックをいれてください。

【設定画面の当該項目】

パーセント形式での表示・出力に対応するのは、以下の画面およびファイルです。

ユーザー向け画面

・申請画面 (プレビュー)・申請書の編集画面
・申請書の詳細画面
・申請書の印刷画面 (タイムライン型・クラシック型)

管理画面

・申請書の詳細画面
・申請経路のテスト画面
・申請書のダウンロード (ZIP ダウンロードのみ)

【備考】

小数点以下の有効桁数の設定は、パーセント形式に変換した後に適用されます。

例：計算結果が 0.45213 で、有効桁数が「小数点以下第2位」の場合
・通常形式の場合：0.45
・パーセント形式の場合：45.21%

管理画面から申請書を CSV 形式でダウンロードした結果については、当該項目をパーセント形式にすることはできません。

計算結果項目を画面上で非表示にできるように

計算結果の項目を、画面上に表示しない設定が可能になりました。
非表示にしたい場合は、管理画面の「申請書ひな型詳細」画面より、当該項目の表示方法の設定で「申請書に表示しない」のチェックボックスにチェックを入れてください。

【設定画面の当該項目】

当該項目が非表示となる画面は、以下の通りです。

ユーザー向け画面

・申請画面 (プレビュー)・申請書の編集画面
・申請書の詳細画面
・申請書の印刷画面 (タイムライン型・クラシック型)

管理画面

・申請書のプレビュー画面
・申請経路のテスト画面

【備考】

管理画面の以下画面・ファイルでは、当該項目が「非表示」の設定であっても常に出力されます。

・申請書の詳細画面
・申請書のダウンロード (ZIP 形式・CSV 形式)申請画面

rakumo カレンダー

Google Meet の URL を表示するように

昨今、リモートワークが増えたことにより、ビデオ会議の機会が増えました。
ビデオ会議の URL を共有したいときに、rakumo カレンダー上で簡易に取得できるようにするため、ビデオ会議に関する表示について、以下の改善を行います。

ビデオ会議（Google Meet）の URL を表示
URL のコピーボタンを設置
「ビデオ会議に参加」をやや大きく

簡易表示

詳細表示

予定の参加者の人数を表示するように

予定の参加人数を予定詳細画面で確認できるようになりました。
参加者が複数人いる場合、「参加者の合計人数」と「ステータス別の人数」が表示されます。

この変更に伴い、これまで参加者のリストには予定管理者が表示されていませんでしたが、予定管理者もリストに含まれるようになりました。
（参加人数に予定管理者をカウントできるようにするため、上記の変更が伴いました）

rakumo キンタイ

年次有給休暇を CSV を使って登録できるように

年次有給休暇を CSV を使って一括で付与することができるようになりました。
導入時の最初の年休付与や、事情により年休の自動付与機能が使えないお客様の年休付与の手間を削減できます。

「休暇の付与と取得状況」の中に、新たに「年次有給休暇の一括付与」という画面を新設しました。

【操作の流れ】

CSV データを作成・アップロード
ファイルのチェックが行われます。
ファイルのチェック完了後に、「付与」をクリックします。

年次有給の一括付与を行えるのは、「キンタイ管理者」のみです。
ファイルのチェック時にエラーが発生した場合や、付与時にエラーが発生した場合は、CSV ファイルをアップロードし直す必要があります。
「アップロードしたファイルで付与」内の表に表示されるファイルの記録は、アップロード日から7日間保持されます。

詳しい操作方法については、アップデート後に『rakumo キンタイ管理者マニュアル』をご参照ください。

勤務時間変更申請で勤務パターンを変更後に、その勤務パターンを削除したときの挙動を修正

勤務時間変更申請で勤務パターンを変更後にその勤務パターンを削除したとき、申請した日の勤務パターンが通常に戻ってしまう問題について修正を行いました。

【発生していた問題】

勤務時間変更申請で勤務パターンを変更して承認される

→ その日の勤務パターンが変更される

申請したときの勤務パターンを勤務形態の設定で削除する
再集計が走り、申請した日の勤務パターンが通常に戻ってしまう

【問題への対応】

勤務パターンを削除しても、申請時の勤務パターンで集計されるように修正しました。
なお、勤務時間変更申請が承認された（その日の勤務パターンが A から B に変わった）後に、申請によって適用された勤務パターン（B）を編集しても、勤務時間変更申請が行われた日には影響しません。

（勤務時間変更申請が行われた日は、申請当時の勤務パターンのデータを記録しているため）

時間単位休暇設定が割り当たっている休暇種別を削除した際の挙動を修正

時間単位休暇設定が割り当たっている休暇種別を削除した際に発生してしまう複数の問題を修正しました。

【発生していた問題】

ある勤務形態で休暇種別 A と時間単位休暇設定 X を紐付け
休暇種別 A を削除
時間単位休暇申請を開くと、まだ、休暇種別 A を選択可能 <問題1>

ただ、申請しようとすると、「必須項目が入力されてないか～」といったエラーが発生して申請はできない

時間単位休暇設定 X を削除しようとすると、削除できない。 <問題2>

（時間単位休暇設定 X が休暇種別 A と紐付けられているとみなされているため、削除ボタンが押せない）

勤務形態の休暇の設定を開くと、削除された休暇種別は表示されていない。 <問題3>

（休暇種別 A 自体は削除されているため）

【問題への対応】

上記のように、削除された休暇種別に対して時間単位休暇設定が紐付いている状態になると、勤務形態の設定画面上で、注意喚起が発生し、ユーザーに設定の修正を促すようにしました。

勤務形態の一覧で、上記事象がおきている勤務形態を示す

上記事象がおきている勤務形態の詳細画面を開くと、設定変更を促すテキストとボタンが出現し、ボタンを押せば解決します。

半休・時間単位休暇をとったときの所定時刻に対する丸めに対応

勤務形態の時刻・時間の丸めの設定には、「出勤時刻に対する丸め」「退勤時刻に対する丸め」という設定があります。
これは、勤務パターンで設定した所定開始時刻・終了時刻に対する丸め設定になります。

半休・時間単位休暇を取得した場合、所定開始時刻・終了時刻が変更されますが、
これまで、その変更後の所定開始時刻・終了時刻に「出勤（退勤）打刻に対する丸め」が対応していませんでした。

今回のアップデートで、半休・時間単位休暇を取得し、所定開始時刻・終了時刻が変化した場合は、その変更後に合わせて、「出勤（退勤）打刻に対する丸め」が発生するように変更しました。

9:00～18:00 の所定労働時間で、時間単位休暇を 9:00 ～ 10:00 に取得。

「→出勤時刻に対する丸め」は 10:00 を基準として、丸められます。

勤務形態の詳細画面にもヒントアイコンを設置

これまで、勤務形態の編集画面には、設定の参考となるテキストが表示されるヒントアイコンが設置されていましたが、詳細画面には表示されていませんでした。
今回のアップデートで詳細画面にもヒントアイコンを設置し、設定の意味や変更すべき設定をわかりやすく確認できるようにしました。

付与した休暇の一覧画面のデザイン変更

「休暇を誰にどれくらい付与したか」を確認しやすい画面に変更しました。また、項目数の多さから、重要な情報が省略表示になってしまうことが多かったため、セルの大きさの調整を行いました。

左に「付与する休暇の情報」、右に「誰に付与したか」と「その人がどれくらいその休暇を使ったか」というふうに情報を分けています。また、休暇種別の「区分」は「休暇種別の名称」の中に「（）」で表現し、「部署」を「氏名」と同じセルに表示するように変更します。