打刻機能をオフにする制御はできかねますが、勤務形態の設定により、出勤簿に打刻情報がない場合でもアラートが表示されないように設定することが可能です。
管理専用や出勤簿の閲覧専用のアカウントを用意して運用するなどの背景から、日々の打刻を不要としたいスタッフが存在する場合には、労働時間制「適用外」の勤務形態を作成いただき、割り当てていただく運用をご検討ください。
※ 役員のアカウントについて打刻をしない設定を検討している場合には、こちらをご参照ください。
勤務形態の作成方法は以下の通りです。
勤務形態の作成方法
- 管理者アカウントでrakumo キンタイ > マスターの管理 > 勤務形態の管理ページにアクセスします。
- [+勤務形態を作成]をクリックします。
- 勤務形態の名称を設定し、労働時間制を選択します。
例えば、「打刻対象外」という名称で、労働時間制「適用外」の勤務形態を作成する場合、図のような設定状況になります。
- 「作成」をクリックします。
- 画面上部に「勤務形態「〇〇(勤務形態名)」を作成しました。」と表示され、作成した勤務形態の詳細画面が表示されます。
- 以上で勤務形態の作成が終了しました。
必要に応じて勤務形態の各種設定を確認・変更し、作成した勤務形態をスタッフに割り当ててください。
スタッフに勤務形態を紐付ける
労働時間制「適用外」の勤務形態の初期状態について
作成直後(初期状態)の「適用外」を割り当てた場合の時間計算や、アラートの表示状況は以下の通りです。
- 打刻とそれに伴う労働時間のみ計算されます。
- 深夜労働時間、休日労働時間、遅刻早退の計算は行いません。
- また、出勤簿の提出を求めない設定となっており、出勤簿未提出のアラートは表示されません。
出勤簿の打刻状況についてのアラートも、原則表示されません。ただし、打刻内容や休暇取得に関してデータの矛盾が発生した場合には、データの矛盾を通知するアラートが表示されます。
(例:労働時間と照らし合わせて休憩時間の取得時間帯に問題がある場合 / 休日に休暇を取得している場合 / 出勤時刻が前日の退勤時刻より前になっている場合)