<2025/09/30 リリース> カレンダー、ボード:機能追加

いつも rakumo をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

9月 30日(火) に rakumo のアップデートを行いましたのでお知らせいたします。
アップデート情報は下記の通りです。

リリース日時

2025年 9月 30日(火) 12時03分 ~ 12時43分

アップデート内容

内容詳細

rakumo カレンダーrakumo カレンダー

新しい「空き時間を探す」機能で、参加者の空き時間を確認してから予定登録を開始できるように

rakumo カレンダーには、これまでも予定の登録画面内に「空き時間を探す」機能がありましたが、以下の課題がありました。

  • 操作ボタンが見つけにくい。
  • 予定登録画面内に操作ボタンがあるため、複数の候補日から空き時間を探すことができない。
  • 日単位でしか空き時間を探すことができず、複数人の予定を調整しづらい。

新しい「空き時間を探す」機能でこれらの課題が改善され、複数人の予定調整がスムーズになりました。

<改善点>

  1. カレンダー上から空き時間を探すことができるようになりました。

    ▼カレンダー左上の「空き時間を探す」ボタンrakumo10.56.0-1
    ・空き時間を探したいユーザー、設備、グループ、またはカスタムグループのタブを開き、「空き時間を探す」ボタンをクリックすると、
    空き時間画面が表示されます。
  2. 複数人の予定の空き時間や日時を確認してから、予定登録ができるようになりました。

    ▼空き時間を探す画面
    上画面で日時や空き時間を選択すると、下画面には日表示のカレンダーが表示されます。rakumo10.56.0-2
    ・空き時間を確認し、登録したい時間に予定枠を合わせたら、画面下部の「予定を登録する」ボタンをクリックして予定の登録画面を開きます。
    ※空き時間画面で選択していた日時、参加者・設備は、すでに選択された状態になっています。あとは、従来どおりに予定を登録できます。

<ご利用にあたって>

  • 本アップデート後も、従来の「空き時間を探す」機能はこれまで通りご利用いただけます。
  • 詳しい利用方法やご利用時の注意点等については、「カレンダー ユーザークイックマニュアル」をご参照ください。
    マニュアルページ

【9/26 追記】
上記変更に伴い、コンタクト連携設定が有効な場合にカレンダー上部に表示される「連絡先」情報の表示位置を調整します。
グループタブでの表示位置や、連絡先情報の表示条件に変更はありません。
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rakumoカレンダーガジェットで、1週間表示ができるように

Googleサイトでご利用いただけるrakumoカレンダーのガジェットに、新たに「1週間表示」が追加されることになりました。

これまでは4日間表示のみでしたが、今回のアップデートにより、従来の4日間表示に加え、新たに「1週間表示」のガジェットも
ご利用いただけるようになりました。

▼ガジェットに1週間分のカレンダーが表示された画面

rakumo10.56.0-3


▼rakumo 管理画面 > ガジェット設定 > カレンダータブ画面 rakumo10.56.0-4
rakumo 管理画面のガジェット設定にあるカレンダータブ内で、「4日間表示」と「1週間表示」のガジェット設定用 URL が表示されるようになりました。

<参考情報>

  • 1週間表示のガジェットは、当日始まりの7日間を表示します。
  • 従来の「4日間表示」のガジェットを設置中で「1週間表示」のガジェットに変更したい場合は、 Google サイトを編集して、「1週間表示」のガジェットに置き換えていただく必要があります。
    詳しいご利用方法については、「rakumoガジェットの設定方法」マニュアルをご参照ください。
    マニュアルは、rakumo 管理画面のガジェット設定ページ上部にある「≫ マニュアルのダウンロード(PDF)」から、ダウンロードいただけます。

rakumo ボードrakumo ボード

カテゴリー単位でアクセス権限を設定できるように

これまでのボード単位での権限設定では、関連する全ボードに個別に権限を設定する必要があり、特に大規模な組織において、
管理者の負担が大きいという課題がありました。

rakumoボードにカテゴリー単位でのアクセス権限設定ができるようになりました。

  • 従業員ごとに、必要なカテゴリーだけを表示でき、アクセス権のないカテゴリーは、その存在自体がユーザー画面に表示されなくなります。
  • 親カテゴリーで設定した権限は、配下のサブカテゴリーやボードに自動で継承されるため、効率的かつ柔軟な権限管理が可能になります。

<変更点>

  1. 親カテゴリーから子要素へ権限が継承されます。
    • 新しく作成されるサブカテゴリーやボードの子要素には、親カテゴリーの権限が自動的に継承されます。 管理者は、階層の一番上で一度だけ権限を設定するだけで、その下にある全てのカテゴリーやボードのアクセス権限を一括で管理できます。
  2. 親カテゴリーから継承された権限は、必要に応じて上書き、削除、復元ができます。
    • 上書き: 親カテゴリから継承された権限を、特定のカテゴリーやボードで個別に変更できます。
    • ・例: 「営業部」カテゴリー全体は「閲覧のみ」の権限を継承しつつ、その配下にある「第一課」ボードでは、第一課グループに「利用可能」を許可するといった柔軟な設定が可能です。
    • 削除: 個別に設定したルールは、後から削除できます。
    • ・例:「第一課」サブカテゴリーに、個別のルールとして、ユーザAに「管理者」というアクセス権限を追加(上書き)した場合、そのルールは後から削除が可能です。
    • 復元: 上書きした権限を、再び親カテゴリーの設定に戻すことができます。
    • ・例:「第一課」で個別に設定した「利用可能」の権限を、親である「営業部」カテゴリーの権限設定に戻すことが可能です。 ▼カテゴリーのアクセス権限設定画面 rakumo10.56.0-5
  3. ユーザー画面での表示
    • ユーザーがrakumo ボードを開くと、自身がアクセス権限を持つカテゴリーとボードだけが表示されます。 権限のないカテゴリーは、その存在自体が表示されなくなります。
    • ユーザーが親カテゴリーへの権限がなくても、その配下の子カテゴリーやボードに個別の権限があれば、そのアイテムはボードリストに表示されます。

<既存ボードの権限について>

本機能のリリースに伴い、既存のすべてのボードの権限は、リリース前の設定を維持した「上書き」の状態として引き継がれます。本機能のリリースにより設定済みのアクセス権限が変更されることはありませんので、ご安心ください。
リリース後、管理者は必要に応じて、各ボードの権限を「親から継承」の状態に戻すことができます。

詳しいご利用方法については、「rakumoボード 管理者用マニュアル」をご参照ください。
マニュアルページ