予定を削除できるかどうかは、予定参加者が予定管理者のカレンダーに対して持っているアクセス権限に応じて異なります。
「全員の予定を変更できる」権限はその予定に限り参加者のアクセス権限を拡張することができる機能です。
しかしながら、予定の削除操作は拡張対象に含まれておらず、「全員の予定を変更できる」権限の有無は予定を削除できるかどうかの判定には影響しません。
以下、予定管理者のカレンダーに対して参加者が持つアクセス権限ごとに、削除時の挙動をご紹介します。
- A. 予定管理者のカレンダーに対して「閲覧権限(全ての予定の詳細)」以下の権限を持つ予定参加者が操作した場合
- B. 予定管理者のカレンダーに対して「予定の変更権限」または「変更及び共有の管理権限」を持つ予定参加者が操作した場合
A. 予定管理者のカレンダーに対して「閲覧権限(全ての予定の詳細)」以下の権限を持つ予定参加者が操作した場合
「閲覧権限(全ての予定の詳細)」以下の権限を持つ参加者の場合、予定の削除は実施できません。
他人のカレンダーに表示されている予定の編集や削除を行う場合、対象ユーザー（該当予定の予定管理者）のカレンダーに対して「予定の変更権限」または「変更及び共有の管理権限」のアクセス権限を持っている必要があります。
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例1:「全員の予定を変更できる」権限を持っている予定を、予定参加者（自身）のカレンダーから表示した場合
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「削除」ボタンが「〇〇さんの予定を削除」と表示された状態で削除を実行すると、予定参加者（自身）のカレンダー上からのみ予定が削除されます。
ただし、削除実施後も予定そのものは残っており、削除操作をした予定参加者（自身）は、辞退ステータスで参加者欄に表示されます。
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例2：「全員の予定を変更できる」権限を持っている予定を、予定管理者のカレンダーから表示した場合
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「削除」ボタンをクリックして削除を実行しようとしても、「権限がありません。」と表示され、削除を完了できません。
予定の削除をご希望の際には、お手数ですが、該当の予定の予定管理者へ削除操作をご依頼ください。
B. 予定管理者のカレンダーに対して「予定の変更権限」または「変更及び共有の管理権限」を持つ予定参加者が操作した場合
予定管理者のカレンダーに対して予定の編集・削除が可能なアクセス権限を持つため、予定管理者のカレンダーから予定を開いて、予定を削除できます。
予定管理者のカレンダーから予定を表示した場合、「削除」ボタンの表示となります。この「削除」ボタンをクリックすると、予定全体の削除が可能です。
ただし、 「予定管理者」以外の予定を表示した場合、「〇〇さんの予定を削除」と表示され、予定全体の削除を行うことはできませんのでご注意ください。
例:予定参加者（自身）のカレンダーから表示した場合
「削除」ボタンが「〇〇さんの予定を削除」と表示された状態で削除を実行すると、予定参加者（自身）のカレンダー上からのみ予定が削除されます。
ただし、削除実施後も予定そのものは残っており、削除操作をした予定参加者（自身）は、辞退ステータスで参加者欄に表示されます。