<2022/10/24 リリース>カレンダー、ワークフロー、ボード、キンタイ:機能追加、仕様変更他

いつも rakumo をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

10月24日(月) に rakumo のアップデートを行いましたのでお知らせいたします。 アップデート情報は下記の通りです。

リリース日時

2022年 10月24日(月) 12時 5分頃 ~ 12時40分頃

アップデート内容

内容詳細

カレンダー

予定の長さの規定値を細かく設定できるように

これまで、予定を作成する際のデフォルトの長さを指定できる項目(予定の長さ)では、15分~120分の間で、限られたいくつかの分数のみを指定可能でした。
今回のアップデートで、予定の長さを 15分~120分の間で、5分刻みで細かく選ぶことができるようになりました。

また、予定の登録・編集画面で、予定の時間数が表示されるようになりました。(※ 10/24 追記)

一説によると、連続する会議の間に 5 分や 10 分の休憩を取ることは、参加者のストレス解消に有効であったり、知的生産性を向上させる可能性があるそうです。
会議間のインターバルの確保や、会議時間のスリム化を試みる際などに、ぜひご活用ください。

上記変更とあわせて、関連する設定名の表記揺れの修正や、設定の項目の位置を並び替えを実施しました。いずれも表示調整のみであり、既存の設定内容は本変更の影響を受けません。
変更点は以下の通りです。

  • ユーザー個人設定で「予定の時刻選択」としていた項目の名称を「時刻選択の単位」に変更
  • 管理画面の一般設定画面で「登録時間の区切り設定」としていた項目の名称を「時刻選択の単位」に変更
  • 管理画面の一般設定画面の項目の並び順を調整

ワークフロー

アクション個別の利用可否設定状況を表示できるように

今年5月のアップデートでアクションの利用可否を個別設定可能になった後、
「rakumo 管理者」や「Google Workspace 特権管理者」の権限を持たないワークフロー管理者は、アクション全体の利用可否設定のみ確認で、各アクション単位での利用可否設定を確認できない状況となっていました。
本アップデートより、「rakumo 管理者」や「Google Workspace 特権管理者」の権限を持たないワークフロー管理者でも、アクション個別の利用可否設定の設定状況を確認可能になりました。※

【画面イメージ】

※ 当該箇所の設定変更には、従来通り、rakumo 管理者や Google Workspace 特権管理者の権限が必要です。

Google Drive の共有ドライブ内のフォルダを添付できるように

ワークフローの申請書の「Google Drive ファイル添付欄」項目は、マイドライブと共有ドライブの両方に対応しています。
これまで、「ファイル」はマイドライブと共有ドライブの両方で添付可能でしたが、「フォルダ」を添付できるのは、マイドライブ内のフォルダに限られていました。
今回のアップデートより、共有ドライブ内のフォルダも添付できるようになりました。

リマインドメールで処理待ちが0件のセクションは非表示に (※ 9/12 実施済み)

承認待ち・作業待ちのどちらか一方が0件のとき、リマインドメール本文の「0件」という記載を非表示にしてスッキリさせました。

ワークフローのリマインドメールは、承認待ち (承認ステップ)・作業待ち (作業ステップ) のどちらかが1件以上あるときに送信されます。
しかし、もう片方が0件の場合に、メール本文に「0件」の件数や、承認待ち・作業待ち画面への URL などの記載が残った状態で送信されていました。
実施済みのアップデートにより、0件の場合はこれらの記載が非表示となり、視認性が向上しました。

【例】作業依頼が0件の場合、赤枠部分が非表示になっています。

ワークフローの表示に使用する技術基盤の変更(※ 9/27 実施済み)

ワークフローの表示に使用する技術基盤の変更を実施いたしました。この変更に伴うに機能追加はありません。
あわせて、ユーザー画面の申請一覧の文字の太さを調整しました。

ボード

速報を予約投稿できるように

これまで、ポストを速報として投稿しようとすると、「公開開始日時」が無効になり、ポストは投稿と同時に即公開される仕様となっていました。
今回のアップデート以降、ポストを速報として投稿するときに、公開開始日時を設定して、予約投稿できるようになりました。

これにより、例えば、ある日程までは社内共有してはいけない情報についても、公開日時を設定して事前に速報ポストを作成しておくことが可能になります。

速報として掲載したポストを通常ポストとして掲載し続けることが可能に

これまで、ポストを速報として投稿するとき、「公開終了日時」を必ず設定しなければいけませんでした。
速報ポストに設定した「公開終了日時」を迎えた場合、速報欄での表示終了だけでなく、ポストそのものが公開終了となっていました。

今回のアップデートで、「速報終了日時」という新しい設定項目を追加し、「公開終了日時」を任意に解除できるように変更しました。
これにより、速報欄での表示終了期日 と ポストそのものの公開終了期日 を分けて設定できるようになり、より柔軟な速報の制御を行うことができるようになりました。※

利用例:

【1】速報表示期間、通常ポストとしての公開終了期間をそれぞれ指定する

【2】速報表示期間のみ指定し、速報表示終了後は通常ポストとして公開し続ける

※ 「速報終了日時」と「公開終了日時」の違いや具体的な操作については、アップデート後に「rakumo ボードユーザーマニュアル」をご参照ください。

また、「速報終了日時」という項目が追加されたことに伴い、ポストの投稿・編集画面の配置を調整しました。

キンタイ

変形労働時間制で振替出勤日に関する法定外時間外労働時間の計算方法が選択できるように

変形労働時間制において、振替出勤日に関する法定外時間外労働時間の計算方法が選択できるようになりました。設定項目は、「労働時間と残業時間の設定」に追加されました。

  • 選択肢 「すべて」を選んだとき
  • これまでの計算方法と同じになります。

  • 選択肢 「振替出勤を除く」を選んだとき New!
  • 「振替出勤日」と「振替出勤日を含む週」の法定外時間外労働時間の計算方法が以下のように計算されます。

〈振替出勤日の法定外時間外労働時間の計算方法〉

振替出勤日の所定労働時間が8時間を超えて設定されていても、8時間を超えた実労働時間を法定外時間外労働時間として計上します。

〈振替出勤日を含む週の法定外時間外労働時間の計算方法〉
前提: 週の法定外時間外労働時間 = 実労働時間 -(40時間 or 「週内の所定労働時間の合計」のどちらか大きい方)

振替休日が振替出勤日と同一週に存在する場合、振替出勤日の所定労働時間を、「週内の所定労働時間の合計」に含めて計算します。
しかし、振替休日が振替出勤日と同一週に存在しない場合は、振替出勤日の所定労働時間を、「週内の所定労働時間の合計」に含めずに計算します。

上記に伴い、本アップデート以降に変形労働時間制の勤務形態を新規作成する際の本項目の初期値は 選択肢 「振替出勤を除く」になりました。
なお、本アップデート以前に作成して、既に存在している変形労働時間制の勤務形態の設定値は、これまでの設定(選択肢 「すべて」)が保持されます。明示的に変更しない限り、計算方法は変更されませんのでご安心ください。

変形労働時間制で月をまたぐ週の法定外時間外労働時間の計算方法が選択できるように

変形労働時間制において、月をまたぐ週の法定外時間外労働時間の計算方法が選択できるようになりました。設定項目は、「労働時間と残業時間の設定」に追加されました。

  • 選択肢 「月度の変わり目でも週を分けない」 を選んだとき
  • これまでの計算方法と同じになります。

  • 選択肢 「月度の変わり目でも週を分ける」を選んだとき New!
  • 月度をまたぐ週をそれぞれの月度で分割して、「端数週の日数 * 40/7」か、「その端数週内の所定労働時間」のどちらか大きい方を基準として、その週の法定外時間外労働時間を計算します。

    計算式:実労働時間 - (端数週の日数 * 40/7 or 端数週内の所定労働時間の合計)

上記に伴い、本アップデート以降に変形労働時間制の勤務形態を新規作成する際の、本項目の初期値は 選択肢 「月度の変わり目でも週を分ける」になりました。
なお、本アップデート以前に作成して、既に存在している変形労働時間制の勤務形態の設定値は、これまでの設定(選択肢 「月度の変わり目でも週を分けない」)が保持されます。明示的に変更しない限り、計算方法は変更されませんのでご安心ください。